BMW『2シリーズ』ファミリーに新たに加わる、BMW最小の4ドアクーペ『2シリーズグランクーペ』のプロトタイプをスクープサイトSpyder7のカメラが捉えた。 これまでハッチゲートを持つグランクーペは、『4シリーズ』『6シリーズ』そして『8シリーズ』に設定されていた。最小の2シリーズグランクーペが加わることで、SUVを含めたほぼ全サイズに4ドアクーペが出揃うことになる。 紫色のド派手なカモフラージュに身を包んだ最新のプロトタイプからは、ヘッドライト形状、メッシュグリル、バンパーエアインテーク、テールライトのアウトラインのデザインまで確認できる。ほぼフルヌードと言っても良い状態だ。 ただし注意すべきは、これが通常の2シリーズグランクーペではないことだ。わずかにローダウンされたボディにMロゴのブルーブレーキキャリパーを装着、『M135i 5ドアハッチバック』同様のグリルパターン、アグレッシブなコーナーエアインテーク、スクエア基調のツインエキゾーストパイプが装備されていることから、高性能バージョンの『M235i』と見て間違いない。 ド派ボディのフロンドドアには、QRコードがプリントされ、アクセスすると2シリーズグランクーペ専用ページにたどり着く。そこには「TAKE A FIRST GLANCE AT THE ALL-NEW 2 SERIES GRAN COUPE FROM 24th OF JULY ON THIS PAGE」のメッセージがあり、7月24日には大きな進展が見られそうだ。 しかし、BMWは2シリーズグランクーペの公開を2019年11月と公式発表、発売を2020年の春としていた。この段階での発表が何を意味するのか…ぜひスマホから読み取ってみて欲しい。 2シリーズグランクーペは、『2シリーズグランツアラー』やSUVの『X2』から流用される「UKL2」プラットフォームが採用され、駆動方式がFRからFFへ変更される。パワートレインは、最高出力142psを発揮する1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジン、最高出力150psを発揮する2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジン、今回捉えたM235iには、最高出力306ps、最大トルク450Nmを発揮する、2リットル直列4気筒ターボを搭載し、0-100km/h加速は4.8秒が加速力が予想される。また遅れて1.5リットル直列3気筒ターボ+電気モーターのプラグインハイブリットも期待できそうだという。 新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!
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