フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は6月27日、EVだけのカーシェアリングサービスの「We Share」を、ドイツ・ベルリンで開始した、と発表した。
このカーシェアリングサービスには、『ゴルフ』のEV『eゴルフ』1500台と、『up!』のEV『e-up!』500台の合計2000台を使用する。
また、このカーシェアリングサービスには、フォルクスワーゲンの次世代EV、「ID.」ファミリーを順次導入する計画だ。フォルクスワーゲンが2020年に発売する最初のID.ファミリーのEVで、『ゴルフ』セグメントに属するコンパクトな4ドアEVの『ID.3』を、このWe Shareに導入していく。
We Shareでは、レンタルステーションのない「フリーフローティング」システムを採用する。ユーザーは、アプリを介して車両の予約などを行う。デジタル化されたサービスとなるのが特長だ。
フォルクスワーゲンはドイツ・ベルリンに続いて、ドイツの他の都市にWe Shareを拡大する予定だ。2020年以降、欧州や北米の主要都市へグローバル展開することを目指している。