JR東日本と東急など観光列車を北海道で運行…鉄道事業者4者が協力 2019-20年

JR北海道、JR東日本、JR貨物、東京急行電鉄(東急)の4者は2月12日、JR北海道エリアでJR東日本と東急の観光列車を運行することを明らかにした。

これは、北海道の観光振興と地域活性化を目的に行なわれるもので、JR北海道は「運行に関わる業務、着地でのおもてなし体制への協力および全体統括」、JR東日本と東急は「既存の観光列車の提供、運営等に携わる」としている。

計画によると、JR東日本はトロッコ列車「びゅうコースター風っこ」を提供し、2019年7月27日~9月8日の土休日に『風っこそうや号』として宗谷本線で運行。東急は横浜~伊豆急下田間で運行している豪華観光列車「THE ROYAL EXPRESS」を提供し、2020年5~8月の間のいずれか1か月で週4日程度を札幌~道東エリアで運行する。

『風っこそうや号』はJR北海道が企画・販売を行ない、旭川発着で音威子府まで、または稚内発着で音威子府まで運行する計画。予定時刻は旭川発着が旭川7時15分頃~音威子府12時20分頃着・13時頃発~旭川17時45分頃着、稚内発着が稚内8時頃発~音威子府12時頃着・13時10分頃発~稚内17時頃着。

「びゅうコースター風っこ」にJR北海道のキハ40形「北海道の恵み」シリーズを前後に併結する4両編成とする計画で、2019年度春の発売を予定している。

一方の「THE ROYAL EXPRESS」は、東急が主体となって企画、販売、車内サービスを行ない、JR北海道は運行の協力を行なう。

この列車は伊豆急行の2100系「リゾート21」を改造した直流専用電車で運行されているため、交流電化区間と非電化区間のみの北海道内では自力走行できない。そのため、ディーゼル機関車2両と電源車を連結した機関車けん引列車として運行する計画で、2019年度冬の発売を予定。北海道内の運転にあわせた編成についても今後検討するとしている。

なお、これらの観光列車の北海道への送り込みに際してはJR貨物が担当することになっており、鉄道事業者4者が相互に協力する異例の取組みとなる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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