ブルボン、不二製油、センコー、中越通運、JR貨物の5社は、31フィート冷蔵コンテナを活用した鉄道によるコンテナラウンド輸送を開始したと発表した。
5社は環境負荷低減やドライバー不足などの物流課題解決を目指し、モーダルシフトやコンテナ大型化の積極的な推進により「持続可能な物流網の構築」に取り組んでいる。
今回の取り組みでは、新潟から関西方面へのブルボンの製品輸送で使用した31フィート冷蔵コンテナを、新潟に向けた不二製油の製品輸送に活用する。新潟から関西への輸送は中越通運、関西から新潟への輸送はセンコーが担い、貨物鉄道輸送部分はJR貨物が担う。
これによりブルボンは復路の輸送を有効活用でき、不二製油は幹線輸送の集約とトラックドライバーの負担軽減を図ることが期待できる。
5社は今後も連携して「持続可能な物流網の構築」に取り組み、社会全体の課題解決に貢献していく。



