ポルシェのオリバー・ブルーメ会長は4月9日、2030年までには、ラインナップで最もスポーティなモデルが電動化されているかもしれない、と語った。同ブランド伝統のモデル、『911』すら電動化されているかもしれないという。
すでにポルシェは、電動パワートレイン車の開発に、2022年までに60億ユーロ以上を投資すると発表。ポルシェは2022年までに、EVとプラグインハイブリッド車(PHV)のラインナップを拡大する方針。60億ユーロ以上の資金は、このエレクトロモビリティの強化に充当される。
なお、ポルシェの電動化計画は911にも例外なく適用される。現在、開発を進めている次期911(開発コードネーム「992」型)では、歴代モデルで初めて、電動パワートレイン車が設定される見通し。その内容は、PHVが有力だ。
ポルシェのオリバー・ブルーメ会長は、「次の10年は、内燃機関と代替パワートレインの併用が増加するだろう」と述べている。