開発コード「992型」と呼ばれる、ポルシェ『911』次世代型ののコックピットをカメラが捉えた。「MT仕様」の撮影に成功したのは今回が初めてだ。これまで『パナメーラ』とほぼ同じデザインが採用されると予想されていたが、独自デザインとなっていることも判明した。
タコメーター以外、全てデジタル化されたメータークラスタ、12.3インチのインフォテイメントディスプレイを装備。そして911史上、初めてエアコン吹き出し口がディスプレイの下に配置されているのも、マニアには大きなニュースかも知れない。さらに右に目を移すと、911オリジナルのスクエアな新ダッシュボードが見て取れる。但し、ステアリングはパナメーラと同様のデザインのようだ。
次世代型には、ランボルギーニ『アヴェンタドール』後継モデルにも採用が見込まれる、ポルシェの新世代スポーツカー・モジュラープラットフォームを採用。トレッドを広げホイールベースは延長されるはずだ。
パワートレインには、3リットル水平対向6気筒ターボを搭載し、最高出力は390ps(カレラ)へ向上すると見られる。先週、ポルシェは911次世代型の開発車両を公開し、次世代型に初の電動パワートレインの設定を示唆しており、PHEVモデルの投入が予想されている。
ワールドプレミアは、3月のジュネーブモーターショーか。