シェフラー、「オープンインスピレーション」開催…自動運転やAIについて議論

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シェフラーのオープンインスピレーション
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ドイツに本拠を置く自動車部品大手、シェフラーは7月3日、自動運転やAI(人工知能)、デジタル化などのイノベーションに関して、広く意見交換を行う「オープンインスピレーション」を開催した。

600人以上のシェフラー従業員が、都市化、デジタル化、グローバリゼーション、気候変動の4つのメガトレンドについて、参加者とアイデアや意見を交わした。また、シェフラーの現在のビジネスの枠を超えた開発についても、発表が行われている。

3DプリントやAI(人工知能)、自動運転などのネットワーク化されたドライビングソリューションまで、シェフラーのカンファレンスセンターで開催されたオープンインスピレーションでは、こういった分野の課題やアイデアについても、積極的な議論が盛り上がった。

この国際イベントでは、革新的な研究センター、大学、事業団体、およびスタートアップ企業が、最新の研究開発活動について発表。参加した39の企業や団体のうち、大部分はすでにシェフラーと密接な協力関係を築いている。

シェフラーのPeter Gutzmer CEOは、「イノベーションは、未来を守るために極めて重要な前提条件。さまざまな学問分野や組織の想像力から生まれるアイデアを積極的に交換することが、製品やサービスの新しいアイデアにつながることは少なくない」と述べている。

《森脇稔》

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