【BMW 5シリーズ 新型】BMWの伝統+5シリーズのプロポーション…エクステリア

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新型BMW『5シリーズ』には、デザイン、ドライビングダイナミクス、安全性と運転支援機能という大きく3つのハイライトがあるという。

そのうちデザインについて、ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)BMWブランド・マネジメントプロダクト・マーケティングの大野憲氏は、「これまで以上に追及したスポーティさ、エレガンス、スタイリッシュさを見てほしい」と話す。

フロントデザインは、キドニーグリルとヘッドライトがつながることによってワイド感を強調。「よりスポーティで、あたかも前に動き出すかのような印象を与えている」という。更に、ボンネット先端がグリルまで伸びることで開口部の継ぎ目をなくした。それにより、「より美しく一体感のあるデザインに仕上がっている」と述べる。

新型5シリーズの特徴は、ヘッドライトにも及ぶ。「まるで路面を睨みつけるかのようなまなざしの4灯ヘッドライトは、六角形状にすることでよりダイナミックになっている」と大野氏。

サイトデザインは、先代5シリーズのプロポーションを踏襲。「一目でBMW5シリーズとわかる均整のとれたプロポーションだ」とし、「長いホイールベースに対してキャビンが比較的後ろ寄りに配置されているため、滑らかなリアエンドへと流れるクーペのようなルーフランに視線が行く。また、フロントのショートオーバーハングはスポーティな印象を強調している」と説明。

ドアハンドルも先代同様、キャラクターライン上に配された。これは、「デザインの美しさを損なわないためだ。キャラクターラインは二本採用し、その表面は影から光へと表情を変えながら、リアへと流れずにホフマイスターキンクを囲んでいる。まるで筋肉を連想させるような美しい線だ」と述べる。

リアについて大野氏は、「高速走行時に抜きさられたその瞬間、BMW5シリーズだと知らしめるオーラのあるデザインだ」とし、「フラットでワイドな車幅を強調した、見るからに低重心のデザインだ。リアコンビライトは、大きくサイドに回り込み視覚的にサイドとリアを結びつけている」と語る。

リアエキゾーストテールパイプは5シリーズとして初めて全モデルにおいて両サイドに配置。BMW伝統のL字型リアコンビランプは、最新のLEDライトバーを採用し、車幅の広さを強調するとともに、粒状ではない綺麗な造形のリアライトのシルエットを作り、一目でBMWとわかるリアを演出している。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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