災害による鉄道路線の長期運休区間は、2016年12月末時点で475.5km。同年11月末に比べ112.1km減少した。
2016年8月の台風被害で運休中の路線のうち、石勝線トマム~新得間と根室本線新得~芽室間、山田線川内~茂市間が再開。残りは根室本線の東鹿越~新得間だけとなった。同区間を含む根室本線富良野~新得は、JR北海道がバス転換を軸に沿線自治体と協議する方針を示している。
東日本大震災の運休区間では、常磐線の相馬~浜吉田間がルートを内陸側に変更して再開。既に再開していた小高~相馬間とつながり、同区間の「孤立状態」が解消された。
日高本線鵡川~様似間は、上下分離方式の導入などが沿線自治体に受け入れなかったとして、バス転換を軸に協議を進めていく方針をJR北海道が発表した。一方、只見線会津川口~只見間は、沿線自治体が上下分離方式の導入によって復旧・再開を図る方針を決定。JR東日本もこれを受け入れるとみられ、再開に向けて動き出した。
今年は山田線上米内~川内間と常磐線竜田~富岡・浪江~小高間、大井川鐵道井川線接岨峡温泉~井川間が再開の見込みだ。

 
    



 
           
           
           
          
 
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
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