【WEC】ポルシェ、LMP1優勝ドライバー2名が異動

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ポルシェのロマン・デュマ選手とマルク・リーブ選手
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今シーズンのWEC(世界耐久選手権)の最高峰、LMP1で優勝したポルシェのロマン・デュマ/ニール・ジャニ/マルク・リーブ選手組。3名のうちの2名が、LMP1ドライバーから異動することが分かった。

これは11月28日、ポルシェが明らかにしたもの。「ロマン・デュマ選手とマルク・リーブ選手がシーズンを終えた後、ポルシェチームと『919ハイブリッド』のコックピットを離れて、ポルシェで新しい任務を開始する」と発表している。

ポルシェは2016年、ルマン24時間耐久レースを制し、WECでもチャンピオンを獲得した。それだけに、優勝ドライバー3名のうち、2名のLMP1からの異動は、異例ともいえる。

なお、2名のドライバーは、LMP1からの異動後も、ポルシェとの契約を継続。マルク・リーブ選手については、2017年はポルシェの国際カスタマーレーシングに異動することが決まっている。

ポルシェ研究開発担当、ミヒャエル・シュタイナー取締役は、「マルクとロマンはポルシェに多大な貢献をしてくれた。ドライバーとしての任務だけでなく、他の国際レースでのサポートにも及ぶ。彼らはスポーツマンシップとポルシェのブランドバリューを、明確に体現した」とコメントしている。

《森脇稔》

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