欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは4月29日、オーストリアで5月4日に開幕する「GTIミーティング・アット・ヴェルターゼー」において、『ゴルフGTI』のワンオフモデルを初公開すると発表した。
GTIミーティング・アット・ヴェルターゼーは、今年で35回目。欧州最大規模のフォルクスワーゲングループのファン感謝イベント。フォルクスワーゲングループから、フォルクスワーゲン、アウディ、セアト、シュコダなどの各ブランドが参加。オーストリアの会場には、欧州から多くのファンが集まり、盛り上がりを見せる。
ここ数年、フォルクスワーゲンはGTIミーティング・アット・ヴェルターゼーに向けて、ワンオフモデルを製作。今年もフォルクスワーゲンで働く20-26歳の職業訓練生(インターン)が、最新のゴルフGTIをベースに、カスタマイズを手がける。インターンは、男性7名、女性5名の合計12名で、2015年の秋からプロジェクトに着手した。
職業訓練生によるプロジェクトも、今回が第9作目。フォルクスワーゲンは、過去の8作品(全てゴルフGTIベース)とともに、5月4日に開幕するGTIミーティング・アット・ヴェルターゼーにおいて、初公開するワンオフモデルの予告イメージを配信した。
プロジェクトマネージャーのHolger Schulke氏は、「職業訓練生は、GTIのエモーションとゴルフGTIの40周年にインスパイアされて、ワンオフモデルを製作した」とコメントしている。