米国IIHS(道路安全保険協会)は2月23日、トヨタ『ハイランダー』の2016年モデルを、最高の安全性評価の「トップセーフティピック+」に認定すると発表した。
IIHSの「トップセーフティピック」の認定を受けるには、前面衝突、側面衝突、追突想定、スモールオーバーラップ衝突、ロールオーバー(車両転覆)の各耐衝撃性能試験の全てで、最高の「GOOD」評価となるのが条件。また、前面衝突予防評価で、「ベーシック」を獲得することも求められる。
さらに上の「トップセーフティピック+」と認定されるには、トップセーフティピックの耐衝撃性能試験での最高評価とともに、前面衝突予防評価において、3段階評価で2番目の「アドバンスド」、最高評価の「スーペリア」のいずれかが必要となる。
今回、ハイランダーの2016年モデルは、IIHSから最高評価の「トップセーフティピック+」に指定された。各衝突テストで最高の「GOOD」評価を獲得。前面衝突予防評価は、「アドバンスド」と認定された。
IIHSは、「トヨタ ハイランダーは2016年モデルで、スモールオーバーラップ衝突テスト性能を強化した。その効果が現れた」とコメントしている。