ヤマハ発動機と欧州の現地法人Yamaha Motor Europe N.V.は、1月18日、スペイン・バルセロナにて、欧州における2016シーズンのヤマハオフィシャルレーシングチーム体制を発表した。
ヤマハ発動機の柳弘之代表取締役社長のほか、ロードレース、オフロードのライダーらが参加し、2016シーズンの目標として、多くのタイトルを獲得した2015シーズンを上回る成績の獲得を目指していくことを発表したほか、スーパーバイク世界選手権(SBK)の参戦マシン『YZF-R1』、モトクロス世界選手権(MXGP)の参戦マシン『YZ450FM』を初披露した。
2016シーズンのロードレースは、昨年すでに復帰を発表したSBKのPata Yamaha Official WorldSBK Team(シルバン・ギュントーリ選手、アレックス・ローズ選手)に加え、スーパーストック1000、世界耐久選手権の参戦チームを紹介。
オフロードは、昨年タイトルを獲得したMXGPのMonster Energy Yamaha MXGP Factory Team(ロマン・フェーブル選手、ジェレミー・ファン・フォルベーク選手)とともに、モトクロス世界選手権MX2クラスやエンデューロ世界選手権の体制を発表した。
合わせて、Movistar Yamaha MotoGPのホルヘ・ロレンソ選手とバレンティーノ・ロッシ選手、サテライトチームのMonster Yamaha Tech 3のポル・エスパルガロ選手、ブラッドリー・スミス選手も登場し、全チーム・ライダーが、タイトル獲得という目標に向け、新シーズンのスタートを切った。