米国ポラリス社の3輪ビークル『スリングショット』が、10月28日より開幕する「東京モーターショー2015」で本邦初公開となる。
先行して行われたプレス向け試乗会には、販売元となるホワイトハウスの代表取締役社長・木村文夫氏をはじめ、在日米国大使館のグレゴリー・テーブス上席商務官、ラリードライバーでポラリス契約ドライバーの新堀忠光氏も参加。
テーブス氏は「幼い頃、雪の多いコロラドで育ち、ポラリス社製のスノーモービルに乗った体験があります。品質が高く、日本でも広く受けいられると信じています。今回初めてスリングショットを見ましたが、私も乗ってみたくなりました」とコメント。
木村氏も「アメリカでスリングショットを初めてときの感動、初めて乗ったときの感激を知って欲しい」と、アピール。事業部長の高橋拓馬氏も「クルージングからパワフルなスピードランまで、ドライバーの意のままに操ることができます」と、アピールした。
フロント2輪、リア1輪のスリングショットは、753kgの軽量ボディに、最高出力173psを発生するGM製2.4リットルDOHCエンジンを搭載。スリップを感知すると、自動的に駆動輪であるリアタイヤへのパワーをカットし、外側フロントタイヤのブレーキをかけるなど先進的な電子制御システムも搭載する。
広報部の谷川信一氏によると、スリングショットは、普通自動車として年内にホモロゲーションを完了させ、2016年初頭より発売を開始する予定。価格は発売開始と同時に発表する。