ホンダは9月30日、東京モーターショー2015の出展概要を発表した。国内で「近日発売」予定の四輪車では新型燃料電池車とともにミニバン『オデッセイ』のハイブリッド車(HV)が初公開される。
広報部によると、HVシステムは『アコードハイブリッド』に搭載しているのと同タイプになる。同社で「SPORT HYBRID i-MMD」と呼ぶ方式で、モーターは駆動用と発電用に2基ある。ガソリンエンジンはHV用の2リットル・アトキンソンサイクルとなる。
オデッセイHVでは、新開発したバッテリーとパワー制御装置を一体化して小型化を図ったユニット「IPU」を初搭載する。このIPUは1列目のシート下に配置し、ミニバンに求められる広い室内空間の確保につなげたという。外観デザインはガソリン車と変わらない。オデッセイHVは15年内にも市場投入の見通しだ。