イタリアのフィアットの高性能ブランド、アバルトは9月15日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー15において、アバルト『595』の「ヤマハ・ファクトリー・レーシング・エディション」を初公開した。
同車は、フィアット『500』の高性能車、アバルト595をベースに、ヤマハの二輪ワークスチームのイメージを反映させた特別モデル。
アバルトと「チーム・モビスター・ヤマハ」は、協力関係にある。ヤマハ・ファクトリー・レーシングのワークスチーム、モビスター・ヤマハは2014年から、世界最高峰の二輪レース、「Moto GP」に参戦している。
アバルト595のヤマハ・ファクトリー・レーシング・エディションは、アバルトとヤマハが共同開発。1.4リットル直列4気筒ガソリンターボをチューニング。最大出力を140hpから20hp引き上げ、160hpとした。
さらに、BMCフィルター、KONI製ダンパー、アイバッハ製スプリング、レコードモンツァのエグゾーストを装備。17インチのマットブラックアルミホイール、フラットボトムステアリングホイール、レザーシート、アルミペダルも採用されている。