日産 ジューク-R 2.0、ヒルクライムで600hpを解き放つ[動画]

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グッドウッドのヒルクライムに挑む日産ジューク-R 2.0
  • グッドウッドのヒルクライムに挑む日産ジューク-R 2.0

欧州日産が6月26日、英国で開催中の「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で初公開した『ジューク-R 2.0』。同車が、グッドウッド名物のヒルクライムに出走した際の映像が、ネット上で公開された。

ジューク-R 2.0は、2012年に欧州で少量が限定生産された『ジューク-R』の進化形。ジューク-Rは『GT-R』用の「VR38DETT」型3.8リットルV型6気筒ツインターボエンジンをはじめ、独立型トランスアクスル4WDや6速デュアルクラッチトランスミッションまでも、そっくり移植。中身は、ほぼGT-Rといえるジューク。

量産版のジューク-Rでは、プロトタイプよりもパワーアップ。その最大出力は65ps引き上げられ、545psを引き出す。最高速は、257km/h。2012年当時の価格は、日本円に換算して5000万円。

今回発表されたジューク-R 2.0では、最新型GT-Rの頂点に立つ『GT-R NISMO』からエンジンを移植。最大出力はGT-R NISMOと同じく、600hpの大台に。また外観は、さらにアグレッシブなデザインに。カーボンファイバー製の前後バンパーをはじめ、リアにはカーボン製のディフューザーを装着。フロントバンパーは開口部を広げ、冷却性能と迫力を増した。

このジューク-R 2.0が、グッドウッド名物のヒルクライムに出走。GTアカデミー勝者でGP3ドライバーのヤン・マーデンボロー選手が、素晴らしい走りを披露している。

《森脇稔》

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