日産自動車は6月25日、『ノート』ニスモ仕様の床下補強板に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは日産『ノート』ニスモ仕様1車種で、2014年9月23日から2015年1月22日に製造された2952台。
ニスモ仕様車の床下補強板において、組付け作業が不適切なため、組付けボルトの締付けが不足しているものがある。そのため、そのまま使用を続けると、走行中の振動等により当該ボルトが緩むおそれがあり、最悪の場合、床下補強板が脱落して、他の交通の妨げになるおそれがある。
改善措置として、全車両、当該組付けボルトを新品と交換し、適切に締め付ける。
不具合および事故は起きていない。社内からの情報により発見した。