レクサスは4月20日、中国で開幕した上海モーターショー15において、『ES』の2016年モデルを初公開した。
レクサスESは1989年、トヨタ『カムリ』のプラットフォームをベースに開発されたFF車。日本でもトヨタ『ウィンダム』として販売された。ウィンダムは2006年をもって廃止されたが、北米向けには2006年4月、5代目レクサスESが登場。現在は北米や中国などで販売されており、世界累計販売台数は170万台を超えている。
現行レクサスESは、6世代目。2012年4月、ニューヨークモーターショー12でワールドプレミアされた。この6代目ESにデビューから3年を経て、上海モーターショー15では初の大幅改良を受けた2016年モデルが登場。
ESの2016年モデルでは、新デザインのヘッドライトやバンパーを採用し、表情を一新。レクサスのアイデンティティのスピンドルグリルも、従来よりもデザインを明確にした。L字型のデイタイムランニングライトも新アイテム。テールランプやアルミホイールも新しい。
インテリアは、ラグジュアリーなクラフトマンシップを、いっそう追求。シートの色は、フラクセン、ブラックなど4色。素材は、セミアニリンレザーなど3種類から選択できる。トリムパネルも、ピアノブラックなど4種類を設定した。
また、新デザインのステアリングホイールや、メーター中央の4.2インチのマルチインフォメーションディスプレイを採用。「レクサス・セーフティ・システム+」として、先進の安全装備も導入されている。