4月2日、ニューヨークモーターショー15で、『RAV4ハイブリッド』を初公開したトヨタ。その狙いは、米国市場でのハイブリッドラインナップを、さらに強化することにある。RAV4ハイブリッドは、北米向けの現行『RAV4』がベースのハイブリッド。歴代RAV4にハイブリッドが設定されるのは初。現行RAV4は2012年秋、ロサンゼルスモーターショー12で発表。現行型は4世代目。なお、日本仕様は、3代目を引き続き販売中。RAV4ハイブリッドは、トヨタの米国ラインナップにおいて、8車種目のハイブリッドになる。『プリウス』、『プリウスα』、『プリウスPHV』、『アクア』、『カムリ』以外に、日本にはないハイブリッド車として、米国では『アバロン』、『ハイランダー』にハイブリッドを用意。RAV4の追加で、他社に対するハイブリッドの優位性を、さらに鮮明にする。ハイブリッドシステムは、2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンに、モーターを組み合わせたもの。トランスミッションは「eCVT」。駆動方式は、通常走行ではFFを基本に、必要な時だけ4WDに切り替わる「AWD-i」を採用した。なお、パワーや燃費は現時点では公表されていないが、米国トヨタ販売によると、ガソリン車を上回るパワーと燃費を実現しているという。ニューヨークモーターショー15のプレスカンファレンスには、米国トヨタ販売のビル・ファイ副社長が登場。「顧客から、ハイブリッドの小型SUVを望む声が寄せられた。そんな声に応えるRAV4ハイブリッドは、セグメント唯一のハイブリッド」とアピールしている。
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