ホンダの米国法人、アメリカンホンダは3月9日、『アコード』と『CR-V』の2車種について、リコール(回収・無償修理)を行うと発表した。
今回のリコールは、直列4気筒ガソリンエンジンの不具合が原因。アメリカンホンダによると、コネクティングロッドの締め付けが不充分だった可能性があり、ねじが緩むことで、エンジンの損傷や停止につながる恐れがあるという。
リコールの対象になるのは、米国内で販売された2014-2015年モデル。合計で137台がリコールに該当する。
アメリカンホンダは、対象車種を保有する顧客に通知。交換部品が用意でき次第、販売店でエンジンブロックを交換するリコール作業に着手する予定。
なお、アメリカンホンダは、「この不具合に起因する事故や負傷者の報告はない」と説明している。