山陽新幹線、40年前の価格を再現した割引切符発売

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山陽新幹線全線開業40周年にあわせて発売される「記念スーパー早特きっぷ」の案内。発売額は全線開業時の価格を再現した。
  • 山陽新幹線全線開業40周年にあわせて発売される「記念スーパー早特きっぷ」の案内。発売額は全線開業時の価格を再現した。
  • 山陽新幹線は1972年の部分開業を経て1975年に全線開業。今年は全線開業から40周年になる。写真は2012年まで山陽新幹線で運用されていた100系電車。

JR西日本とJR九州は1月22日、山陽新幹線の全線開業40周年を記念した割引切符「記念スーパー早特きっぷ」を発売すると発表した。

発売額は新大阪・新神戸~小倉・博多間が5610円で、『のぞみ』『みずほ』『さくら』の普通車指定席が利用できる。山陽新幹線が全線開業した当時の新大阪~博多間の通常運賃・料金を再現した価格となっており、現在の通常運賃・料金の合計(1万5310円)より9700円安い。

このほか、九州新幹線や九州内のJR在来線特急を含む新大阪・新神戸~鹿児島中央間や新大阪・新神戸~長崎間などでも「記念スーパー早特きっぷ」を設定する。40周年にちなみ、通常の「スーパー早特きっぷ」に比べ約40%の割引になる。

発売期間は2月20日までで、利用期間は3月7~13日。座席数は限定で、利用に際しては乗車日1カ月前の10時から21日前の23時までに予約する必要がある。

山陽新幹線は1972年3月15日に新大阪~岡山間が開業。1975年3月10日に博多駅まで延伸され、全線が開業した。今年3月10日に全線開業から40周年を迎える。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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