三菱自動車は11月28日、『eK』などのリヤブレーキドラムに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、三菱『eK』と日産『デイズ』の4WDモデル2車種で、2013年4月25日~2014年2月3日に製造された2万7607台。
4WDモデルのリヤブレーキにおいて、ドラム取外し用ネジ穴の位置が不適切なため、ネジ穴からブレーキドラム内に水が浸入し、その状態で外気温が低い環境下に停車すると、浸入した水が凍結することがある。そのため、リヤブレーキがロックしてタイヤが回転できなくなり、最悪の場合、路面状況によっては横滑りするおそれがある。
改善措置として、全車両、リヤブレーキドラムを対策品に交換する。
不具合は26件発生。事故は起きていない。市場からの情報により発見した。