富士重工業は10月24日、全面改良した『レガシィ』を発売した。今回の改良を機にツーリングワゴンが廃止され、セダンの「B4」と、クロスオーバーの「アウトバック」の2車種のみの設定となった。
富士重の吉永泰之社長は「やはり今のレガシィのサイズだとちょっと大きいというお客様が日本にいらっしゃる。そういう方には『レヴォーグ』を、という意味で開発したので、今回はツーリングワゴンを出していない」と背景を語る。
その上で「これをもってスバルとしては、日本ではセダンとアウトバック、そしていわゆるツーリングワゴンはレヴォーグ、そういう販売が今日からできる。おそらく日本のお客様にもすごくわかりやすくなったと思う。レヴォーグは日本ジャストサイズ、もっと大きなゆとりをお求めの方にはアウトバックをお勧めする。ショールームでもレガシィとレヴォーグを並べて展示して、説明して欲しいといっている」と話した。
さらに「レヴォーグは走りにふっている。きびきびとして走るのはレヴォーグ。レガシィはもう少しゆとりや上質感が強くなる」とも述べた。