ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェは10月にフランスで開催されるパリモーターショー14において、改良新型『カイエン』の『カイエンS E-ハイブリッド』を初公開すると発表した。
同車は、カイエンシリーズに初設定のプラグインハイブリッド(PHV)。従来の『カイエンSハイブリッド』の進化形に位置付けられる。
カイエンS E-ハイブリッドは、エンジンが3.0リットルV型6気筒ガソリン。スーパーチャージャーで過給して、最大出力333psを発生する。モーターは、旧カイエンSハイブリッドの47hpから95hpにパワー倍増。トータルで最大出力416hp/5500rpm、最大トルク60.2kgm/1250-4000rpmを引き出す。
二次電池は、蓄電容量10.8kWhのリチウムイオンバッテリー。強力なモーターを得た効果で、EVモードでは、最高速125km/hまで加速できる。
エンジンとモーターをフル稼働させた際には、0-100km/h加速5.4秒、最高速243km/hのパフォーマンスを発揮。ポルシェによると、スポーツカーレベルのドライビング性能を実現しているという。