27日より開催中のモスクワモーターショー14。スズキはコンセプトカー『iV-4』と『シアズ』をブースの中心に据えた。
iV-4は、次世代4WDシステム「ALLGRIP」採用し、低CO2排出量を実現したコンパクトSUV。同車をベースとした量産車が2015年に欧州で発売される予定だ。シアズはCセグメントに属する4ドアセダンで、ロングホイールベースの安定感あるボディが特徴。
その他にも『グランド・ビターラ』や『SX4』『スイフト』『ジムニー』などを多数展示。ロシアでのコンパクトモデル浸透にかける意気込みが伝わる。さらに、『隼』や『イントルーダー』など8台の二輪車も出展した。
スズキは2007年にロシアへ進出。2009年にはサンクトペテルブルグにて現地生産を行う計画だったが実現していない。現在は約2万8000台を販売しているが、3万台達成の壁は厚いようだ。