三菱自動車は7月30日、『eKスポーツ』などのコンビネーションメーターに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、三菱『eKスポーツ』『トッポ』、日産『オッティ』の3車種で、2006年8月22日~2010年12月14日に製造された計4万5758台。
コンビネーションメーター内の基板はんだ付け工程の管理が不適切なため、液晶表示部を固定している樹脂ケースの熱膨張・収縮の繰り返しにより、はんだ部に亀裂が発生するものがある。そのため、液晶表示部回路が導通不良となり、速度計、走行距離計および燃料計等が表示不良となるおそれがある。
全使用者に対し当該不具合について周知し、表示不良の申し出があった場合はコンビネーションメーターを対策品に交換する。
不具合発生件数は46件、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。