【レクサス NX 発売】NX300h…走る楽しさ忘れない、燃費21km/リットルのHV[写真蔵]

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レクサス NX300h
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レクサス初の小型SUV『NX』が29日、正式に日本発表となった。NXは各国のモーターショーなどで公開されていたコンセプトカー『LF-NX』の市販版。『RX』よりも小柄かつ、プレスラインを強調したアグレッシブで若々しいデザインが特徴だ。

ハイブリッドモデル「NX300h」は、2.5リットルアトキンソンサイクルエンジンに高トルクモーターを内蔵したハイブリッドトランスミッションを組み合わせ、環境性能を高めた。SUVでありながら燃費は19.8km/リットル~21km/リットルと、コンパクトカー並みの実力を持つ。

ハイブリッドバッテリーをリアシート下に収めることで、荷室、6:4分割可倒式リアシートなどガソリンターボモデルと同等の使い勝手を確保した。重量物をホイールベース内に収めたことで、前後重量配分を最適化、運動性能にも貢献する。

ハイブリッドモデルでは、前後方向の揺れを常にセンシング、駆動力モーターのトルクをきめ細かく制御し、逆方向の力を加えることで揺れを抑える「ばね上制振制御」を採用。これは操縦安定性にも貢献している。

またAWDモデルは、フロントモーターと独立したリアモーターによって後輪を駆動させる「E-Four」を搭載。滑りやすい路面での発進、走行時の安定をアシストする。さらに「低μ旋回時制御」を新採用。旋回時のスリップ率フィードバック制御とヨーレートフィードバック制御も加えることで、コーナリング時に最適な前後駆動力配分を実現する。

「走り」を盛り上げるNXらしい装備としては、「Fスポーツ」に設定される「アクティブサウンドコントロール」が特徴的だ。走りの楽しさをサウンド面から演出するもので、エンジンを効果的に車内に取り込む。音量の調節、ON/OFFも可能。ターボモデル「NX200t」にも設定されるが、これによりハイブリッドであってもより直感的な運転の歓びを感じられる。

写真のモデルは「NX300h」標準モデルで、ボディカラーは「プラチナムシルバーメタリック」。

《宮崎壮人》

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