ホンダは3月19日、英国で6月に開催される「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2014」のヒルクライムに、『NSXプロトタイプ』が出走すると発表した。
同フェスティバルは1993年、マーチ卿がイングランドのウエストサセックス州グッドウッドの広大な邸宅で始めたイベント。世界中から新旧のレーシングカーが集結して賑わいを見せる。
フェスティバルの恒例行事が、ヒルクライム。スーパーカーを含めた市販車のみならず、F1やWRC(世界ラリー選手権)マシンなどが同一コースを走行するとあって、毎年人気を集めている。
今回ホンダは、2014年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードのヒルクライムに、NSXプロトタイプが出走すると発表。次期『NSX』は、2015年に生産に移されることが決定済み。グッドウッドのヒルクライムが、次期NSXのパフォーマンスを欧州で初めて披露する格好の舞台となる。
なお、ヒルクライムには、アイルトン・セナがかつてドライブした1989年式のNSXと、2005年式のNSX(3.2リットル版)も、参加する予定。