佐藤琢磨選手もドライバーに、モンテカルロ・ヒストリック参戦へ…ホンダ学園50周年記念

ホンダ学園が佐藤琢磨選手ともに第28回ラリー・モンテカルロ・ヒストリックに参戦
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学校法人ホンダ学園が、2026年に創立50周年を迎えることを記念したチャレンジの第一弾として、2026年2月に欧州で開催される「第28回ラリー・モンテカルロ・ヒストリック」への出場を決定した。

本チャレンジには、ホンダ学園の学生約30名が有志で参画。参戦車両である1975年式の初代『シビックRS』2台のレストアから整備、部品調達、さらには欧州現地での運営支援やナビゲーター対応までを担う。また、アンバサダー兼ドライバーとしてレーシングドライバーの佐藤琢磨選手が参加し、学生たちと共に国際ラリーレースに挑戦する。

ホンダ学園は1976年、ホンダ創業者であり、初代校長を務めた本田宗一郎の「技術だけでなく、世界に歓迎される人間を作りたい」という志のもとに創設された。現在はホンダ テクニカル カレッジ関東・関西の2拠点体制のもと、50年にわたり実践を重視した教育と「挑戦する姿勢」を軸に人づくりに取り組んでいる。

本チャレンジは、「技術の伝承」と「挑戦文化の醸成」を目的とする「50周年記念チャレンジ企画」の第一弾。技術革新が加速する現代においても、「変わるものと変えてはならないものを見極め、本質的な価値を次世代へ継承していく」という企画のコンセプトの元、ホンダ学園の理念を体現する取り組みとなる。

佐藤琢磨選手は「ホンダ学園の皆さんとはこれまでも多くの交流を重ねてきたが、今回は50周年を記念したプロジェクトを通じて、共に世界に挑戦できることを大変光栄に思う。学生の皆さんが挑戦のスピリットとあきらめない姿勢を存分に発揮し、仲間と共に成長していく姿を見るのが、今からとても楽しみだ」と期待を込めた。

《森脇稔》

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