メルセデスベンツは13日、デトロイトモーターショー14に新型『Cクラス』『S660』『GLA 45AMG』を出展した。
登壇したダイムラーAGのディーター・ツェッチェ会長は「Cクラスはメルセデスの中で最も販売台数の多いモデルだが、その最大の市場はここアメリカ。よってデトロイトがお披露目の場としてふさわしいと判断した」と述べ、「2013年はSクラスの年であり、あまりの好調振りに今回フラッグシップモデルの追加を決めた。AMGに関しても売上は続伸するだろう」とした。
さらに「アメリカはここ3ヶ月、特に良い経済状況を維持しており、インフレ率も低く、ビジネス、労働、住宅、産業の規模は全て上向いている。個人的にもデトロイトが復興する姿を見たい。我々も約1600万の自動車販売台数を誇るアメリカの追い風に乗る」と話した。
2013年の米国売上が前年比14%増を達成したメルセデスベンツ。現地では小型4ドアクーペ『CLA』の人気も高く、需要を満たすため工場をフル稼働させ対応しているという。
メルセデスベンツUSAのスティーブ・キャノン社長兼CEOは、CLA購入者の年齢層は、Cクラスよりも10歳低いとし、「若いうちからメルセデスベンツに乗ることで、ロイヤリティを持っていただける。導入のきっかけとなるモデルが増えたことは、非常に素晴らしいと思う」と語った。