英国の高級車メーカー、ジャガー・ランドローバーは12月11日、11月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は3万7403台。前年同月比は25%増と、2桁の伸びを保つ。
3万7403台の内訳は、ジャガーが6244台を売り上げ、前年同月比は55%増と大幅増で、11か月連続の前年実績超え。『XF』シリーズと『XJ』シリーズの各2014年モデルを中心に、販売を伸ばす。
また、ランドローバーの11月実績は3万1159台。前年同月比は20%増と、9か月連続で前年実績を上回った。新型『レンジローバースポーツ』や『レンジローバー』が好調。『レンジローバー イヴォーク』も前年同月比10%増と支持を集める。
ジャガー・ランドローバーの11月市場別実績は、アジア太平洋地域が前年同月比32%増。中国は42%と大幅増が続く。欧州は7%増と回復傾向。北米は37%増、地元の英国は、ほぼ横ばい。
ジャガー・ランドローバーの2013年1-11月世界新車販売は、38万4339台。前年同期実績に対して、19%の伸び。ジャガー・ランドローバーの販売担当ディレクター、アンディ・ゴス氏は、「11月実績も力強い結果。今までのところ、素晴らしい1年だ。販売面の成功が続いているのは、新商品への持続的投資によるもの」と述べている。