11月上旬、米国ラスベガスで開催されたSEMAショー13。恒例の「SEMAアワード」に、サイオン『FR-S』(日本名:トヨタ『86』)が2年連続で選ばれた。
SEMAアワードは同ショーの主催者が、毎年発表しているもの。その年のSEMAショーの展示車の中で、カスタマイズのトレンドになった車両を、4カテゴリー別に選出している。
トヨタ86は、「最も熱いスポーツコンパクト(The Hottest Sport Compact Award)」部門での受賞。2年連続で、同賞に輝いた。昨年は、「サイオン・チューナー・チャレンジ」で86が主役を務めたため、受賞は順当な結果。しかし今年は、サイオン『tC』にサイオン・チューナー・チャレンジの主役の座を譲ったにも関わらず、86が2年連続での受賞となった。
SEMAのクリス・カースティング代表は、「SEMAアワードは今回で4年目。受賞したのは、各カテゴリーで最も著名なモデル」とコメント。
なお、他の3部門では、ホッテストカー賞にフォード『マスタング』、ホッテストトラック賞にフォード『Fシリーズ』、ホッテスト4×4 SUV賞にジープ『ラングラー』が輝いた。日本車は、トヨタ86だけが選出。86の2年連続での受賞は、米国カスタマイズ界で今なお、86の人気が高い証と受け取れる。