【新聞ウォッチ】マツダ 新型アクセラでHVデビュー、小飼社長「まずはしっかり勉強します」

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2013年10月10日付

●マツダ初のHV (読売・8面)

●みずほ銀に追加報告命令、金融庁、新たな処分検討 (朝日・1面)

●国内プラズマ力尽きる、唯一生産のパナ、来春撤退 (朝日・11面)

●軽自動車も増税? 取得税廃止で急浮上、総務省が課税強化案 (朝日・11面)

●生活支える「軽」負担に反対、ダイハツ工業社長・三井正則氏 (朝日・11面)

●ガソリン160円割れ、10週ぶり (毎日・4面)

●タクシー独占供給、日産の契約は無効、NY裁判所(産経・10面)

●F1フェンテル4;連覇なるか、アロンソ粘りどこまで、日本GPあす開幕 (東京・21面)

●日産、ナイジェリアで車生産、現地企業に委託(日経・9面)

●世界販売3割増めざす、マツダ、新アクセラ発表、国内向けはHVも投入(日経・11面)

ひとくちコメント

東京・丸の内のパレスホテル東京で開かれたマツダの新型「アクセラ」発表会の正面ステージには、イメージカラーの鮮やかな真紅(ソウルレッドプミアムメタリック)のスポーツとセダンタイプの2台が飾られていた。

きょうの紙面に掲載された写真がカラーでないのが残念だが、小飼雅道社長は「一目見て乗りたくなるような躍動感を追求し、ガレージに置いておくだけで家が生き生きと見えるデザインに仕上げた」と、意気揚々と語った。

ただ、きょうの各紙の記事をみると、「一瞬で魅了するデザイン」よりも、トヨタ自動車から技術供与を受けたハイブリッド車(HV)を、マツダとしては初めて新型アクセラに投入することを焦点にして取り上げている。中でも東京は「大手6社HVそろい踏み、マツダ『アクセラ』も参入」として、6社の「HV競争」は今後,一段と激しさを増しそうだと報じた。

小飼社長も「国内のCセグメント市場はHVが5割を占める。収益基盤を確保するためにもマツダにも必要だと判断した」と述べたうえで「マツダとしては、HVの最初の車を国内で販売するが、まずはサービス面を含めてしっかり勉強する」と、最後発としての“参戦”だけに、謙虚に取り組む姿勢を示した。

11月21日に発売するアクセラを国内で年間3万6000台販売する目標を示したが、このうち「ガソリン車45%、HV車40%、ディーゼル車15%の比率を見込んでいる」(小飼社長)という。

《福田俊之》

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