アウディが9月、ドイツで開催されるフランクフルトモーターショー13でワールドプレミアする改良新型『A8』。環境性能をアピールするグレードのひとつが、『A8ハイブリッド』だ。
改良新型A8ハイブリッドには、引き続き、直列4気筒エンジンを基本にしたハイブリッドシステムを搭載。大型サルーンのA8にとって、究極のダウンサイジングハイブリッドといえる。
直列4気筒エンジンは、『A3』や『A4』などでお馴染みの直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TFSI」。専用のティプトロニックトランスミッションを介して、エンジンのパワーは前輪へ伝えられる。
モーターと合わせたトータルパワーは、最大出力が245ps、最大トルクが48.9kgm。二次電池はリチウムイオンバッテリーで、車体のリアに配置。EVモードの最大航続可能距離は約3km、この時の最高速は100km/h。
優れた環境性能は、A8ハイブリッドの真骨頂。欧州複合モード燃費は15.9km/リットル、CO2排出量は147g/km。大型サルーンクラスで随一の環境性能を実現している。