F1ドライバーたちの組織であるGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)が、イギリスGPのような相次ぐタイヤバーストがもしも繰り返されたら、ドイツGPをボイコットすると警告を発した。
ピレリはイギリスGPの事態を受けて新しい構造材料を使ったタイヤをドイツGPから使用すると発表しているが、GPDA側はグランプリウィーク中にどんな些細なタイヤの問題が発生したとしてもボイコットすると語気を荒らげる。
「我々(GPDA加入ドライバー)はいつものように限界でマシンを走らせる準備をしている。それはチームやスポンサー、ファンに期待されていることだ。しかし、我々ドライバーは、ドイツGPでタイヤの問題が明らかになった場合は、ドライバー、マーシャル、ファンの命を危険にさらすことになるため、すぐにイベントから撤退する」
このタイヤバースト問題は、信頼を回復するまでにしばらく時間を要しそうである。