日本地下鉄協会、2012年度の地下鉄輸送人員発表…景気改善などで4年ぶり増加

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東京メトロ銀座線の渋谷駅。2012年度の地下鉄輸送人員は4年ぶりに増加に転じた。
  • 東京メトロ銀座線の渋谷駅。2012年度の地下鉄輸送人員は4年ぶりに増加に転じた。
  • 仙台市営地下鉄南北線の泉中央駅。2012年度の地下鉄輸送人員は4年ぶりに増加に転じた。

日本地下鉄協会は5月29日、2012年度の全国の地下鉄による輸送人員が前年度に比べ2.7%増となり、2008年度以来4年ぶりに増加に転じたと発表した。

集計対象は東京地下鉄(東京メトロ)と東京都、札幌市、仙台市、横浜市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、福岡市各公営地下鉄の10地下鉄。2012年度の輸送人員は全ての地下鉄が前年度より増加し、速報値で53億2334万人となった。今年3月だけを見ても前年同月比で2.8%増の4億4745万人で、14ヵ月連続で前年実績を上回っている。

同協会は景気改善のほか、都市中心部で業務施設や商業施設、マンションの開発が進んだことによる影響と分析している。

《レスポンス編集部》

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