日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティが、日産『スカイライン』後継車として投入する新型セダン、『Q50』。同車に中国専用モデルが設定されることが判明した。
これは4月20日、中国で開幕した上海モーターショー13のプレスカンファレンスにおいて、インフィニティのヨハン・ダ・ネイスン社長が明らかにしたもの。同社長は、「インフィニティQ50に、中国専用のロングホイールベース(LWB)仕様を用意する」と発表している。
すでにインフィニティは、中国向けの『M』(日本名:日産『フーガ』)に、ロングホイールベースを設定。競合するアウディが『A6』、メルセデスベンツが『Eクラス』、BMWが『5シリーズ』に中国専用のロングホイールベースを用意し、中国富裕層に根強い支持を集めている。これを受けて、スカイライン後継のQ50にも、ロングホイールベース車がラインナップされることになった。
なお現時点では、ボディサイズなど、Q50のロングホイールベースの詳細は、公表されていない。
インフィニティのヨハン・ダ・ネイスン社長は、「中国はインフィニティの成長戦略における重要市場。だからこそ、中国専用モデルの投入を決定した」と語っている。