4月20~21日、スーパー耐久シリーズ第1戦がスポーツランドSUGOで開催。#81「GTNET ADVAN NISSAN GT-R」(青木孝行/星野一樹/尾本直史)が総合ポールポジションを獲得したが、決勝日は積雪のためレースは中止となった。
昨年は富士スピードウェイで開幕を迎えたスーパー耐久だが、今年は例年通りスポーツランドSUGOでのシーズンスタートとなった。
仙台に集まった日産勢は、2013年仕様の『NISSAN GT-R NISMO GT3』が2台、『フェアレディZ33』が2台、『Z34』が4台の計8台。4月下旬とは思えない寒さの中行われた公式予選では、GT3クラスに参戦しているGT-Rの2台がポールポジション争いを展開。青木と星野が予選アタックを担当した#81 GT-Rが、2人のドライバーの合算タイムで2番手に0.4秒の差をつけてポールポジションを獲得した。
#24「スリーボンド日産自動車大学校GT-R」(藤井誠暢/GAMISAN/千代勝正)は、Bドライバーとして予選アタックに向かった千代がコースレコードを更新するタイムを記録し、予選2位。ST-3クラスでは、#77「B-MAX・日本梱包資材・Z33」(DRAGON/関口雄飛)がポールポジションを獲得。さらに上位4台中に3台のフェアレディZが入った。
決勝当日は仙台市内で季節外れの大雪。コース一面は雪で覆われてしまい、13時50分からの決勝スタート時間を15時に遅らせ、除雪を行うなど、主催者側の努力が続いたが、11時30分に正式に中止が決まった。