日産自動車と東風汽車の中国合弁、東風日産は4月20日、中国で開幕した上海モーターショー13において、コンセプトカーの『VIWA』を初公開した。
VIWAは東風日産が立ち上げた中国向け自主ブランド、「ヴェヌーシア」の新たなEVコンセプトカー。すでに日産『リーフ』を『e30』として、中国で発表したヴェヌーシアブランドが、これに続くEVを提案する。
VIWAは、リーフと同じく5ドアハッチバックのデザインだが、そのボディサイズはリーフよりもひと回りコンパクトな設計。小型ボディに運転のしやすさを追求した実用的なEVとした。
モーターやバッテリー(二次電池)など、EVパワートレインの内容に関しては、現時点では公表されていない。東風日産によると、中国の顧客が求める日常的な移動距離を満たす性能を備えているという。
東風日産は、「VIWAには日産の世界市場で認められたEV技術をベースに、中国市場で最も先進的で信頼性の高いEVテクノロジーを装備した」と説明している。