いすゞは、バンコクモーターショーで、主力ピックアップ『D-MAX』にスポーティなカスタム仕様「Xシリーズ」を設定した。通路側に最も近い展示車には痛車仕様を置き、プレスカンファレンスもアニメやコスプレといったジャパニーズカルチャーを前面に押し出した。
D-MAXは、トヨタの『ハイラックス』や三菱の『トライトン』に並ぶピックアップブランドとして位置づけられている。というのも、タイではピックアップトラックの税率が低く抑えられており、郊外では荒れた道も多いためだ。
なお、いすゞはタイ東部チャチュンサオ県にあるゲートウェーシティ工業団地内にピックアップトラックの新工場を2012年10月にオープン。これにより既存の工場と合わせて生産能力は年間計約40万台となり、今後、タイから世界約100か国に向けて輸出することにしている。