マツダの米国法人、北米マツダは3月1日、2月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は2万4936台。前年同月比は2.8%減と、2か月連続で前年実績を下回った。
乗用車系では、主力車種の『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)が、1万0554台を販売。前年同月比は6.4%減と、2か月連続で前年実績を割り込む。1月末に新型が発売されたばかりの『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)も、需要に供給が追い付かず、47%減の2702台(先代を含む台数)。『マツダ2』(日本名:『デミオ』)も、61.9%減の1028台と、2か月連続のマイナスだ。
そんな中、健闘を見せたのは『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)。2月としては過去最高の2260台を売り上げた。前年同月比は48.8%増と、1月の61.2%増に続いて大きく伸びる。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、新型SUVの『CX-5』が5451台と、引き続き人気。大幅改良モデルを投入した『CX-9』も、2594台を販売。前年同月比は27.8%増と、2か月連続のプラスを維持した。
スポーツカーでは、『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が347台を販売。前年同月比は20%減と、6か月ぶりに前年実績を下回る。
マツダの2013年1-2月米国新車販売は、前年同期比6.8%減の4万6255台。北米マツダは、「2月の新型アテンザの販売台数は1300台」と説明。3月以降、需要に見合う供給台数が確保できることに期待している。