【スマートエネルギーWeek13】三菱百瀬氏、PHEV「ある程度の位置を占める」

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  • 三菱自動車開発本部EV要素研究部長・百瀬信夫氏
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三菱自動車の開発本部EV要素研究部長を務める百瀬信夫氏は2月27日の専門技術セミナーで講演し、1月に発売した『アウトランダー PHEV』について「市場の中である程度の位置を占めるのではないか」との考えを示した。

百瀬氏はまず2010年から個人向けに販売を開始した電気自動車「MiEVシリーズ」に関して「3年で3万台強の販売実績というのが現状。これは売れたのかという質問に対しては、必ずしも売れたとは言えないと思っている」としながらも、「まだまだ販売始めて3年なので、スマートグリッドの活用の中で伸びていくだろうという気持ちをもっている」と述べた。

一方、1月に発売したアウトランダーPHEVの販売状況については「すでに今年度の補助金枠の4000台を全部使い切って、今年度分(の販売)は終了し、現在は来年度分の予約受付をしている」とした上で、「正直『i-MiEV』より、かなりスタートダッシュが良く、もしかすると市場の中で結構、PHEVというものがある程度の位置を占めるのではないかと感じながら、私たちも検討を進めている状態」と明かした。

《小松哲也》

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