米国の民間調査会社、JDパワー&アソシエイツ社は2月13日、「2013年米国自動車耐久品質調査」の結果を公表した。乗用車カテゴリーでは全9部門中、トヨタが最多となる3部門を制した。この調査は2010年モデルを新車で購入した顧客に、購入から3年が経過した時点で、愛車の信頼性について約200項目に渡って質問。2012年10‐12月に調査を行い、3万7000名以上から回答を得ている。調査結果は、100台当たりの不具合指摘件数を示すPPという単位を使用。このPPが少ないほど信頼性が高いことになる。乗用車カテゴリーの各部門ベスト3は、以下の通り。サブコンパクト1:サイオンxD(日本名:トヨタ・イスト)2:トヨタ・ヴィッツ3:ヒュンダイ・アクセントコンパクト1:トヨタ・プリウス2:フォード・フォーカス3:マツダ・アクセラコンパクトスポーティ1:マツダ・ロードスター2:MINIクーパー3:サイオンtCコンパクトプレミアムスポーティ1:日産フェアレディZ2:メルセデスEクラスクーペ3:ボルボC70ミッドサイズスポーティ1:シボレー・カマロ2:フォード・マスタングミッドサイズ1:ヒュンダイ・ソナタ2:フォード・フュージョン3:ビュイック・ラクロスラージ1:ビュイック・ルセーン2:トヨタ・アバロン3:シボレー・インパラエントリープレミアム1:レクサスES(先代)2:リンカーンMKZ 3:キャデラックCTSミッドサイズプレミアム1:アウディA62:ボルボS803:レクサスGSトヨタ自動車が、レクサスとサイオンを含めて、全9部門中、3部門を制した。とくに、コンパクトカー部門の『プリウス』と、エントリープレミアムカー部門のレクサス『ES』は、前回調査でも部門別1位に選出されており、ユーザーの信頼性の高さがうかがえる。また、トヨタに続いたのはGMで、ミッドサイズスポーティ部門でシボレー『カマロ』、ラージ部門でビュイック『ルセーン』と、2台が部門別1位を獲得。トヨタ以外の日本メーカーでは、コンパクトスポーティ部門をマツダ『ロードスター』、コンパクトプレミアムスポーティ部門を日産『フェアレディZ』と、スポーツカー2台が制している。