ドイツ自動車大手のダイムラーは2月5日、メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の1月世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は10万2180台。前年同月比は8.1%増と、6か月連続で前年実績を上回った。
ブランド別では、メルセデスベンツが1月としては過去最高の9万4895台を販売。前年同月比は9.2%増と6か月連続で増加した。スマートは7285台を売り上げ、前年同月比は4.2%減。3か月連続で前年実績を割り込む。
市場別では、西欧が3万4872台を販売。前年同月比は2%増と、2か月ぶりに増加した。このうち、地元ドイツは0.7%減の1万2541台と、2か月連続の前年実績を下回る。一方、中国(香港を含む)は、1万6895台。前年同月比は15.4%増と、4か月ぶりに前年実績を上回った。
また米国は、前年同月比10.8%増の2万2501台と、17か月連続の前年実績超え。日本は2315台を売り上げ、前年同月比は9.8%増と、引き続き好調だ。
メルセデスベンツブランドでは、欧州で販売が開始された新型『Aクラス』が、新型『Bクラス』と合計で、前年同月比58.5%増の2万0587台を販売。『Eクラス』も4.8%増の1万3448台を売り上げる。『Sクラス』は前年同月比8.9%減の5310台と後退。
SUVは1月、合計で前年同月比33.3%増の2万4228台を販売。『GLKクラス』が41.5%増、『Gクラス』が78.7%増、『GLクラス』が24.7%増と大きく伸びた。
ダイムラーのヨアヒム・シュミット販売担当副社長は、「2012年の販売新記録に続いて、2013年も最高のスタートを切った」と語っている。