日産、ダイムラー、フォードが燃料電池車を共同開発で合意

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日産自動車、ダイムラー、フォードは1月28日、燃料電池車(FCEV)技術の市販化に向けて共同開発することで合意したと発表した。

今回の合意は、FCEV技術の開発に関連する投資コストを低減させながら、共通のFCEVシステムを共同開発する。各社はプロジェクトに対し、均等に投資する。デザインを最大限共通化し、スケールメリットによってコストを抑制する。早ければ2017年に世界初の手ごろな価格の量産型FCEVを市販する予定。

トヨタ自動車はBMWとFCEVの共同開発で合意したばかり。日産、ダイムラー、フォードの日米欧メーカーが結集してトヨタ・BMW陣営に対抗する。

日産、ダイムラー、フォードは、FCEV開発に関し、合計60年以上の経験を持つ。3社がこれまで開発してきたFCEVは実証実験プロジェクトの一環として様々な条件下で1000万km以上の試験走行を行ってきた。

3社は今後、共通の燃料電池スタックと燃料電池システムを開発し、走行中にCO2を出さないFCEVを、3社それぞれのブランドに沿った全く異なるデザインで投入する予定。

また、今回の合意は、サプライヤー、政府の政策立案者、産業界に対して、水素ステーションやFCEVの量産に必要不可欠なインフラ整備を促す明確なメッセージとなると、している。

燃料電池スタック、燃料電池システムの開発は、3社共同で世界のいくつかの拠点で行う。3社はさらなるシナジー創出のため、FCEV構成部品の共同開発についても検討する。

日産で研究・開発担当の山下光彦副社長は「日産は、ゼロ・エミッションのラインアップにバッテリー式の電気自動車以外にFCEVを新たに加えることで、将来的に多くの顧客のニーズに応えられる」とコメントしている。
《レスポンス編集部》

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