メルセデスベンツ Eクラス 改良新型…全面進化[動画]

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メルセデスベンツEクラスの大幅改良モデル
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メルセデスベンツが、欧州で発表した『Eクラス』の大幅改良モデル。同車の公式映像が、ネット上で公開されている。

この映像は、メルセデスベンツTVが公開したもの。改良新型の特徴が、フロントマスク。新デザインのヘッドランプやグリル、バンパー、ボンネットが与えられ、表情を一新した。このヘッドランプには、デイタイムランニングライトを組み込む。

また、『Cクラス』同様、Eクラスとしては初めて、フロントグリルのデザインも2種類を設定。「エレガンス」仕様やベースグレードは、細めの横メッキ3本を配したデザインで、スリー・ポインテッド・スターはボンネットフードにレイアウト。一方、「アバンギャルド」仕様は、太めの横メッキ2本を採用し、スリー・ポインテッド・スターはグリル内に配す。

インテリアは、素材の見直しにより、クオリティを向上。ダッシュボードのトリムパネルは、ウッドとアルミの2種類から選択できる。ダッシュボード中央部のデザインが変更され、新たにアナログ時計がレイアウトされた。

ガソリンエンジンでは、最新直噴テクノロジー、「ブルーダイレクト」を拡大展開。従来はV型6気筒、V型8気筒だけの技術だったが、今回の大幅改良を機に、直列4気筒エンジンにもブルーダイレクトが採用された。ブルーダイレクトは、メルセデスベンツの3世代目となる直噴テクノロジー。新開発のピエゾインジェクターを導入し、高圧での燃料噴射を実現。燃焼効率を引き上げている。

1991ccの排気量を備えた直列4気筒ガソリンターボエンジンには、2種類のチューニングが存在。「E200」用は、最大出力184ps/5500rpm、最大トルク30.6kgm/1200-4000rpmを発生。「E250」用は、最大出力211ps/5500rpm、最大トルク35.7kgm/1200-4000rpmを引き出す。アイドリングストップは全エンジンに標準装備。欧州複合モード燃費は、E200、E250ともに17.24km/リットル。CO2排出量は、E200/E250ともに135g/km。排出ガス性能は2015年、欧州で施行予定のユーロ6を満たす。

内外装からエンジンに至るまで、全面進化したメルセデスベンツEクラス。その映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。

《森脇稔》

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