国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)は11月28日、2012年度前期分の自動車アセスメント評価結果を発表した。
自動車の安全性能評価試験を行って結果を発表することで、自動車ユーザーが安全な自動車を選択しやすくすることが目的で、前期は5車種の衝突試験を実施し、総合評価が170点以上だったスバル『インプレッサ』とトヨタ『カローラアクシオ/カローラフィールダー』に最高評価の5つ星が与えられた。
NASVAは同日、5つ星を得た2車種に対し、「JNCAPファイブスター賞」を授与した。
試験を実施した5車種のうち、最も総合評価が高かったのは、メーカー申し出による委託試験車種で、スバル インプレッサのサイドカーテンエアバッグ(SCA)付車の181.8点。
次いでトヨタのカローラアクシオ/カローラフィールダーが179.7点、スバル インプレッサが174.2点、トヨタ『86』とスバル『BRZ』が168.8点、トヨタ『アクア』が165.3点、ホンダ『N BOX』が157.7点となっている。