【トヨタ クラウン 発表直前】6グレード構成に倍増…主役はハイブリッドに

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トヨタ自動車を代表する高級車、『クラウン』が12月末、モデルチェンジを受ける。新型のラインナップ上の大きな特徴が、ハイブリッドが主役に位置付けられる点だ。

現行クラウンのハイブリッドは、わずか3グレード。ガソリン車がメインで、ハイブリッドは脇役といった印象だ。ところが新型では、ハイブリッドは一挙に6グレードへと倍増する。

ところでトヨタは『カムリ』を、2011年9月のモデルチェンジを機に、日本国内ではハイブリッド専用車として、支持された。新型クラウンのハイブリッドグレード倍増の背景には、新型カムリの成功に触発された部分もあるようだ。

新型クラウンのハイブリッドは、「ロイヤル」と「アスリート」の2シリーズに用意。ロイヤルの場合、「ハイブリッド・ロイヤル」、「ハイブリッド・ロイヤルサルーン」、「ハイブリッド・ロイヤルサルーンG」の3タイプ、アスリートの場合、「ハイブリッド・アスリート」、「ハイブリッド・アスリートS」、「ハイブリッド・アスリートG」の3タイプと、合計6グレードが設定される。

現行クラウンのハイブリッドは、ガソリンエンジンが3.5リットルV型6気筒。しかし新型では、2.5リットル直列4気筒にダウンサイジングされる。その効果で、新型のJC08モード燃費は23.2km/リットルと、現行の14km/リットルに対して、6割以上の燃費向上を果たす。

燃費性能を大きく引き上げた新開発ハイブリッドを積み、ハイブリッドのラインナップを倍増させる新型クラウン。トヨタは高級車の分野でも、一気にハイブリッドを普及させる戦略のようだ。

《森脇稔》

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