リンカーン MKZ ハイブリッド、米高級車で最高燃費…レクサス ES 超えた

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新型リンカーンMKZ
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フォードモーターの高級車ブランド、リンカーンが間もなく米国市場で発売する新型『MKZハイブリッド』。同車の公式燃費が発表され、ライバルの新型レクサス『ES』を上回る燃費性能を実現した。

これは10月15日、リンカーンが発表したもの。新型MKZハイブリッドの米国EPA(環境保護局)認定燃費は、市街地、高速、複合モードともに45マイル/ガロン(約19.13km/リットル)とアナウンスされている。

この燃費は、最大のライバルと意識する新型レクサスESのハイブリッド、「ES300h」グレードを、市街地で5マイル/ガロン(約2.1km/リットル)、高速で6マイル/ガロン(約2.5km/リットル)上回る数値。リンカーンによると、BMW『3シリーズ』のハイブリッドやインフィニティ『M35h』(日本名:日産『フーガハイブリッド』)に対しても、燃費性能で勝るという。

MKZは2004年、リンカーンブランドのミドルセダン、『ゼファー』としてデビュー。2006年、リンカーンが新しいネーミング手法を導入したのに伴い、車名をMKZに変更した。その2代目モデルは2012年4月、ニューヨークモーターショー12で発表された。

新型MKZハイブリッドには、先代の2.5リットルからダウンサイズした2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンを搭載。このハイブリッドのシステムは、フォードブランドの新型『フュージョン ハイブリッド』と基本的に共通。エンジンとモーターを合わせたトータル出力は、188psだ。

リンカーンは、新型MKZハイブリッドについて、「米国の高級車で最も燃費性能に優れるモデル」と、高い自信を示している。

《森脇稔》

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